Windows7で特定のフォルダを開いたときに、そのフォルダの中の
ファイルやフォルダの表示がやたら遅い!他のフォルダの
ファイル表示は速いのに、その特定のフォルダを開くたびに
毎回、ファイルの表示一覧を待たされる!・・・このように、Windows7の
ファイル表示が遅かったり、Windows7のフォルダ表示が遅いことで
困っていたり、不便に感じている人は多いと思います。
この表示動作が遅い症状は、実は簡単に直せます!
…と、その前に、なぜ、Windows7で特定のフォルダやファイルの表示が
遅くなっているのかと言うと、Windows7には、フォルダに含まれている
ファイルの種類によって、表示される項目を自動で設定する
(余計なお世話)機能が実装されています。
【ファイル表示が遅い原因は、メディアファイルの表示項目設定だった!】
「表示される項目」というのは、フォルダを開いて、ファイルを
選択しない状態で右クリックメニューを表示させ、
「表示」→「詳細」を選んだときに表示される詳細内容のことです。
メディアファイルと呼ばれている、画像ファイルや動画ファイル、
音楽ファイルなどが入っているフォルダは、このWindows7の
(余計なお世話)機能が「日付時刻」の項目を表示するように
設定してしまっていたからです。「日付時刻」の項目を表示するように
設定されていると、フォルダを開くたびに毎回、日付の時刻を調べて
ファイルの表示順番を並べ替え(ソート)直しているので、
表示がやたらと遅いのです。この「日付時刻」の項目を
表示しないようにするだけで、表示が遅かったのは簡単に直ります。
【ファイル表示が遅いのはこれで直ります! ファイル表示項目の設定方法】
それでは、その設定方法です。まず、ファイルやフォルダの一覧表示が
遅いフォルダを開きます。次にファイルを詳細表示に変えます。
変え方は、ファイルを選択しない状態でフォルダ内で、
右クリックメニューを表示させ、「表示」→「詳細」を選択。
するとファイルが詳細表示になり、「名前」、「日付時刻」、
「サイズ」、「タグ」などの列で表示されたと思います。
そのどの列でもいいので、列の上の項目名の上で右クリックメニューを
表示させ、「日付時刻」のチェックを外せばOKです。
これで表示が遅かったフォルダが劇的に速くなっているはずです!
あー、「日付時刻」のチェックを外した代わりに「更新日時」に
チェックをつけておくのがおすすめ。「更新日時」の項目を表示させる
設定にしても別に遅くはなりません。表示を遅くしていた原因は、
「日付時刻」だけですから。ちなみに上記の手順で、
私は、「名前」、「種類」、「サイズ」、「更新日時」だけを
表示するようにしています。「タグ」の項目とかは自分は
必要ないですからね。それにしても、この設定方法を知らないと、
画像ファイルや音楽ファイルが大量に含まれるフォルダを開くのが
やたら遅いんですけど(ファイル並び替えが遅すぎ)、
気づかずに毎回ガマンして堪えている人はかなり多そうですね・・・(汗)